素敵なことばの宝石箱もしかしたら著作権の問題があるかもしれないけど、とりあえず私のお気に入りの言葉を抜書きのように集めたのを作ろうと思いつきました。「熊井明子の愛する小物をめぐるお話」 香水 かぐわしく変容した花の命の香りに逢いたくて 伸び、はじけ、あふれる花の生命。 空のはてまでも拡散して行こうとする芳香。 その一瞬を凝らせた花の精(エッセンス)をベースにして、 作られた香水の数々。 小瓶の中のドラマは、ある日、ある時、解き放たれて、 人間のドラマを香らせる。 息をひそめて、共犯の時を待つ琥珀色のときめき。 |